「発達障害」と言われる状態とは?調整・改善へ

こんにちは。

年納めが近づいております中、皆様いかがお過ごしでありますでしょうか。

今年はこれまで猛威を振るっていたコロナウイルスの傷跡が次第に薄れていく中、
度々の自然災害や依然緊迫した社会情勢など、心休まらないニュースも時折聞かれた時勢でありました。

学生さんはクラスの進級や、はたまた社会人となると仕事での昇進などで
以前とは違った環境の中でストレスを多く受けた、という方もいらっしゃったのではないでしょうか。

昨今、当センターの心理相談室へも、環境の変化に付いていけず社会への適応に不慣れな方で苦しみを感じ、
サポートのご依頼をいただくというケースが非常に多いです。

俗に”発達障害”と診断される方も多い社会不慣れな方のケースでありますが、どのような理屈で個人のステータスを評価していけばよいのでしょうか。

脳の構造は
古代脳(別名:反射脳、広義で「脳幹」と言われている部分となります)
新性能(別名:情動脳、ヒトにおける思いの発達を促しており「大脳辺縁系」また「大脳基底核」が含まれます)
理性脳(思考の蓄積に働きかけ「大脳新皮質」や「大脳旧皮質」、また「小脳」が含まれます)

と、これら3つの要素から成り立っています。

また、物事を認識することを“記憶する”と言いますが、記憶は「海馬」という脳の一部分を通し、古代脳に蓄えられます。

古代脳は、生物が生きるために本来もっているもので徐々に脳の外へと成長して、思いや心・愛の世界を育てる新性能へと蓄積されて行きます。

つまり、段々と高次の脳へと成長を遂げていくのですが、この部分で「発達障害」の人は過敏な状態になっています。

自分の認識安心感信頼感他者との区別社会との共通認識等の成長が阻害され、感情の起伏が増幅して安定しなくなるのです。

しかし、「障害」と言っても過敏な状態を調整・改善することは可能なのです。

「発達障害」の人は、敏感であるがゆえに不安定ではありますが、直感的な感覚に優れていて、”これからの人”と広い見方で捉えることもできるでしょう。

では、なぜこのような敏感な古代脳の状態になっているのでしょうか?

それは、体質養育過程が主に関係しています。

体質というのは、両親からの遺伝的な体質(ゲノムではない)もありますが、食べ物(食育)もあります。

また、家庭内の人間模様が大きく関っている事もあります。

ですから、複雑な因子が絡み合って敏感な状態を形成している訳ですので、丁寧に内省・内観して一緒に振り返ることがまずは必要となります。

納得していただき、身体の施術や自己理解が進みますと段々と身体が元気になります。エネルギーが湧いてくると、心が落ち着いていきます。

いつ頃から「〇〇障害」と診断されたのかにもよりますが、焦らずに一歩を踏み出すことで現状が調整・改善されていきます。

特に当センターにおきましては”手技道”による身体方面から矯正を行う事のできる施術、”心理カウンセリング”による自身と向き合うスペースを設けておりますので、多々の角度からあなたの悩みにお答えする事ができます。

まずは、お気軽にご相談ください。

一人で抱え込む必要はありません!!一緒に解決していきましょう。

ココロとからだバランスセンター 貴舩裕子

CONTACT

お問い合わせ

ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:ココロとからだバランスセンター

営業時間 :11:00~17:00 
※祝日の場合は、13:00~17:00の営業となります。
定休日 :火曜日、水曜日、木曜日、土曜日

PAGE TOP